因果がこの世に属するものであるならば、因果は最も平等なものであり、善には善の報い、悪には悪の報いがあります。時が来れば善悪の報いは現前し、逃れることはできません。ある人はウイルスが最も平等だと述べますが、貧富や権力の有無、男女老幼を問わず、誰もがウイルスに感染する可能性があるにもかかわらず、感染せず病気にならない人もいます。しかし死は異なり、あらゆる人は必ず死にます。四禅定を修めた人は寿命を延ばすことができますが、結局は五陰身を滅却します。仏陀は数大劫あるいは無量劫にわたって世に住むことができますが、最終的には退位し、自ら建立した国土を離れなければなりません。
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