質問:豚肉を食べる時、六識はどのようにして食べるのでしょうか?本当の豚肉を食べているのでしょうか?豚肉の四大は豚の如来蔵が四大種によって構成したもので、人間や人間の如来蔵とは無関係です。では、豚の四大はどのように人間の身体に入り、消滅するのでしょうか?
豚の身体の外相分である真実の肉(本質境)は、人間の如来蔵のみが接触可能であり、六識が接触できるのは内相分だけです。だとすれば、六識はどうやって豚肉に接触し食べることができるのでしょうか?外相分が本当に食べ尽くされてしまうとは、驚きです!
豚肉を口に入れる時、唇・歯・舌などの身根は真実の豚肉に触れることはできず、咀嚼しても真実の豚肉を噛んでいるわけではなく、舌識も真実の肉味を味わっておらず、豚肉の外相分(本質境)も胃腸に入ることはありません。要するに六識が触れるのは全て仮相であり、真実の本質境には触れられないのです。このようにして肉を食べるとは、一体どういうことでしょうか?自己欺瞞に過ぎません。豚の如来蔵が苦心して作り出した肉塊はあなたと無関係であり、あなたは何の労力も払っていないのに、どうして他人の肉を食べる権利があるのでしょうか?これは強盗行為と何が違うのでしょうか?仏教を学んだ後も強盗まがいの行いを続けるのですか?
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