衆生无边誓願度
煩悩无尽誓願断
法門無量誓願学
仏道無上誓願成

生如法師ウェブサイトロゴ

日常法話

2020年06月27日    土曜日     第3開示 合計2430開示

意根と如来蔵、どちらが映画プロデューサーに向いているか

製片とは製造のことであり、資金と原材料を必要とします。意根にはこれらの要素がなく、倉庫も持たず、保存する機能がありません。ただ如来蔵のみがこれらの法を具えており、一切の法の種子を有しているため、あらゆる法を創造することができます。これは製片の役割に相当します。如来蔵は業種に基づいて製片を行い、業種とは如来蔵の選択そのものであり、これが有為法であります。

如来蔵にも有為性があり、一切の法は如来蔵によって有為的に現出されます。もし如来蔵が完全に無為であれば、一切の事象は生起せず存在しなくなり、五蘊も形成されず、意根すら存在し得ません。どのような製片が現れるかは、まさに如来蔵によって決定され、意根には決定権がなく、主宰することはできません。製片が決定されれば業報も定まり、因果はここに応報されるのです。

——生如法師の開示
前へ前へ

夢の中に五識の了別はありますか?

次へ 次へ

善法は仏法にあらず

ページトップへ戻る