衆生無辺誓い度す
煩悩無尽誓い断つ
法門無量誓い学ぶ
仏道無上誓い成す

生如法师のウェブサイトロゴ

日常開示

2019年12月26日    木曜日     第1 回の開示 合計2100回の開示

心空なる者こそ聖人たる

仏道を学ぶ修行者は、人々の中や独处において、自身の存在感を弱めるべきです。自分をあまり気にしない、自分をあまり重視しない、競争しない、何事でも第一位を求めない。自分は実在ではない、相手は実在ではない、群体は実在ではない。第一位第二位はない、最好最差はない、全ては仮の名相です。もし一個人が心の中で常に全ての人に勝つ、全ての人より優れ強くなる、目立つ、注目される、全ての視線が自分に向けられるという考え方を持つなら、このような考え方は我執が非常に強く、無為に対応しない、聖人の心に対応しない、我執を断つことで聖賢人になることは難しい。聖人の心は空で無為であり、このような心性を持たない。自分をより目立たせようとするほど、心性は人後ろに落ちる。聖人は全てこれと反対し、自我存在感を持たず、有作為の事を行うが心は無為です。一心で大衆のためにする人のみ、聖人になる資格を持つ。

——生如法師の開示
前の記事前の記事

禅定と智慧による煩悩の断除

次の記事 次の記事

五遍行心所法の運行過程

ページのトップへ戻る