衆生無辺誓い度す
煩悩無尽誓い断つ
法門無量誓い学ぶ
仏道無上誓い成す

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日常開示

2019年12月12日    木曜日     第1 回の開示 合計2081回の開示

恐れは心所でしょうか?

質問:恐れる心が頻繁に現れます。恐れは一種の心所法ですか?なぜ百法の中に恐れという心所法がないのですか?内心の恐れは、意識の恐れですか、それとも意根の恐れですか?ある恐れは不明確的で、原因がない、それは意根が恐れているのですか?

答:恐れという心行は五十一個の心所法の中に見つかりません。衆生の心所法種類は繁多で、五十一個の心所法はただ概略を归纳し、全ての心所法、特に非常に微細な心所法を含めていません。もし全てを含めれば数百にも止まりません。《大乗百法明門論》中の心所法は不全で、千法明門、万法明門、億法明門があり、百法明門以外にも極多の法が含められていません。故に恐れも心所法ですが、ただ百法明門にまとめられ、归纳されていないです。我々が仏を学び修行する時、教条的に自己目前接触的法が究竟的、不可更改と变通だと考えるべきではありません。

恐れる人や事を考える時、まず意根が考えます。考え不明白の時或何かを造作しようとする時、意識が細細に考え、反应が現れます。

恐れは二つの層に分かれます。浅層の恐れは意識心の恐れで、根本に関わらず、身心上の影响と后果を造りません。深層の恐れは意根の恐れで、严重的に恐懼と呼ばれ、内心波動较大、身体に不同程度的反应があり、气息、血液と神経传导上の変化を引起し、进而肢体と内脏器官の病变を促します。

眠る後に意根が周围環境の变故を感じ、内心が恐れ恐懼すると、六識を醒过来させ、到底何が令人恐れ的事情現れたかを了解清楚します。噩梦をする時、意根が非常に恐れすると、意識を醒过来させ、噩梦之中に不再处于します。

意識の恐れと意根の恐れは区别があります。意識の恐れは身体の各種状况を促しません、意根の恐れは身体の症状があり、比如身体が震える、顔色が难看、心脏が紧缩震动、血液流动が加快等等。意根の恐れは情绪上にも反应があり、比如神情が紧张、内心が焦虑等等。这些症状说明意根が恐れています、ただ意識の恐れは真恐れではなく、身体上の反应を造りません。

意根は传导神経を控制し全身の运作を指挥します。故に意根心行一动、全身都跟着反应を起します。意識心动は全身を动かず、因为全身神経传导は意根指挥的、意識指挥ではありません。

もし恐れが不明確的で、意識心が自己恐れていると感じ、まだ恐れ了什么を知らず、琢磨来琢磨去私は何を恐れていますか?恐れ什么を知らずでも恐れている、那就是意根の恐れです。意根の恐れは意識に说不明白、意識は不了解ですが、恐れを知ります。那就是意根の恐れ、内心深处の恐れ、即ち意根の恐れです。

——生如法師の開示
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