一切法は如来蔵の相分であり、如来蔵が出生させ了別する相である。この了別は七識の了別とは異なり、両者の了別する内容と性質が異なるため、二種の了別を混同してはならない。
身体に生じる些細な変化も、全て如来蔵が四大種を運用して変化させるものである。身体の変化はさらに心行の変化に影響し、如来蔵が内外の縁に基づいて色身と心行を改変するものであり、時には業種に基づいて変化する。身識の覚受は温度・暖かさ・気血・神経系に関わり、眼識の覚受は明るさ・色彩に関わる。まぶしさは熱さではなく、明るさによるものである。
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