衆生無辺誓い度す
煩悩無尽誓い断つ
法門無量誓い学ぶ
仏道無上誓い成す

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日常開示

2019年08月23日    金曜日     第2 回の開示 合計1860回の開示

福徳・定・慧における悟りの次元の違い

識心あるが故に五蘊の受・想・行・識あり、五蘊の虚妄なる非我の性質を観行し、色身の虚妄性と識心の虚妄性を共に観行し得て、極めて確信を得るに至れば、我見を断じて証果する。福德等の因縁が具われば、何れの法においても観行思惟可能なり、我見を断ずることも、観行によって第八識を証得することも叶う。これは専ら福德・定力・智慧と因縁の時節による。我見を断ずる証果は段階を異にし、明心開悟もまた多様なる層別あり、七住位の悟り、初地菩薩の悟り、諸地菩薩の悟り、仏地の悟りなど、各人の悟りの層位と深さは同一ならず、得る智慧の差別も甚だ大なり。

——生如法師の開示
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本質境、外六塵と内六塵の三者の区別と関連

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六塵縁影は鏡中の像の如し

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