(三)原文:十二因缘本从身十事。出身十事。七事从一。三事从四。七事从一者。杀盗淫。两舌恶口。妄言绮语。共从色为一。三事从四者。嫉嗔恚痴。从痛痒思想生死识。是十事合为五阴。便为十二因缘。地名痴行为盛阴。便作生死行。自种栽名为行。已有行便有识。受身生死。有识便有名色。
解釈:十二因縁はもともと五陰の身の上に現れた十種の現象であり、そのうち七種の現象は色身・色法の上に現れたものであり、三種の現象は受・想・行・識という四種の心法の上に現れたものである。名色が五陰を構成し、名色の上の十種の現象が五陰を構成する。七種の現象とは殺・盗・淫・両舌・悪口・綺語であり、すべて色身の上に統一される。三種の現象とは嫉妬・瞋恚・愚痴であり、受・想・行・識の上に現れる。十種の現象が合して五陰となり、これがすなわち十二因縁である。愚痴は地に譬えられ、意行があれば五盛陰があり、五盛陰は愚痴の中を行じ、五盛陰の業種が無明愚痴の地の中から生まれると、意行が生じる。意行が生まれた後には六識があって五陰の身の生死を受け、六識があれば名色の出生がある。
原文:身复作十事。成已五阴。已有名色便有六入。复作盛阴。行种栽后当复受转相。因缘生死故名为因缘。身十事为十二因缘者。嫉为痴。嗔恚为生死。精疑为识。杀为名色。盗为六衰。淫为更。两舌为痛。妄言为爱。恶口为成。绮语为愿。生有无故为有十二因缘。
解釈:色身がさらに十種の事をなすと、以上の十種の現象をもって五陰の身が成り立ち、名色が現れた後には六入がある。六入がさらに五陰の身口意の活動を運行し、種子を蒔いた後にはまた後世の五陰の身の流転が絶えず続く。これによって生死の因縁となるので、因縁法と名づけるのである。色身のなす十種の事業こそが十二因縁であり、そのうち嫉妬は愚痴であり、瞋恚は生死であり、心の疑いは六識であり、殺の業行は名色であり、盗の業行は六入であり、淫欲の業行は触であり、両舌の業行は受であり、妄語の業行は愛であり、悪口の業行は五盛陰を成就し、綺語の業行は願行であり、未来世の有を有するものであり、生命の有無が十二因縁を表している。
原文:何以故。淫为痴。嗔恚为生死。精疑为识。内三事为本。已有三事。便有七事。成五盛阴。嫉为五阴本故为疑。五阴行可意善。不可意嗔。便作生死精十事。外从身内意故。疑谓不分别白黑。不识生死故为识。道人欲断十二因缘。当先断身十事。便为痴。从痴五阴灭。
解釈:なぜそう言うのか。淫欲は愚痴であり、瞋恚は生死であり、心の疑いは六識である。この内在する三種の事が五陰の根本であり、根本があれば七種の事、すなわち殺・盗・淫・妄語・両舌・綺語・悪口があり、五盛陰の業行が成就する。嫉妬は五陰行の根本であるから、心の疑いの範疇に属する。五陰の身の行いが、満足のいく心であれば善であり、満足のいかない心であれば瞋を起こす。こうして生死の十種の業行が造作されるのである。外法は色身の上に現れ、自らの心意を体現する。心の疑いとは、内において黒白・是非を分別できないことを意味し、生死を識別できないものこそが六識心である。修道する人が十二因縁を断除しようと望むなら、まず五陰の身の上の十種の事業を断除すべきであり、そうすれば愚痴を断じたことになる。愚痴・無明がひとたび断たれれば、五陰の身は滅し尽くすのである。
1
+1