衆生无边誓願度
煩悩无尽誓願断
法門無量誓願学
仏道無上誓願成

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日常法話

2020年12月15日    火曜日     第3開示 合計2911開示

父子合集経講記(六六)

魔王の手段

誰もが未到地定 (anāgamya-samādhi) が具足し、初禅を発起しようとする時に、魔王はさまざまな手段で障害を加えます。それぞれの人の内面の最も薄弱な部分を狙い、薄弱な部分を攻め破って、貪欲心を生起させ、禅定を消失させ、魔王の掌から逃れられないようにするのです。もし定力が堅固で、魔王に破壊されなければ、命終すると色界天に生まれ、魔王の境界より高くなるので、魔王の管轄と支配を受けません。

欲界には何があるのでしょうか。欲界にはさまざまな貪欲があり、財・色・名・食・睡があり、男女の欲が主です。この欲を超越し、この欲を断除すれば、魔宮は震動します。もし修行者の道心が堅固でなく、福報が不足していれば、容易に妨害され、禅定は消失してしまいます。魔はこのようなことを最も望んでいるので、あらゆる手段を講じて衆生にこの欲界の世間を貪愛させようとします。そうすれば、彼の民は減ることがないからです。魔王はみな自分の民がますます増えることを望んでいるので、なんとかして自分の民を支配し、衆生に皆貪欲心を持たせ、自分の支配から脱け出させないようにしようとするのです。

だから仏は、愛楽心を生起すれば、それは魔の境界であると説かれました。私たち世間の人はすべて魔王の支配の下にあり、欲界の忉利天に住む釈提桓因の管轄も受けています。欲界の人間が善を修めば、釈提桓因は最も喜びます。善を修める人は命終すると欲界天に生まれ、釈提桓因の民が増えるからです。それゆえ、毎月の朔日と十五日には、天人の護法を人間界に派遣して巡視させ、善法を行う人が多いか、悪法を行う人が多いかを見させます。善法を修める人が多ければ、釈提桓因は喜び、悪法を行う人が多ければ、釈提桓因は喜びません。人間界はこのことを知ると、毎月の朔日と十五日に供仏し、斎食をとり、精進料理を食べ、善を行うようになりました。多くの善業を積み、死後に天に生まれて楽しむためです。時に世間人の行うことには、それなりの道理があるものです。

——生如法師の開示
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