如来蔵 (tathāgatagarbha) の本体は形もなく相もなく、誰にも見ることができず、仏でさえも見ることができません。しかし本体が働きを起こすと、如来蔵を顕現させることができ、開悟すれば如来蔵の働きを見ることができ、如来蔵の相も明らかに理解できるようになります。一切法は実はすべて如来蔵の相であり、また如来蔵の働きでもあるのです。そして如来蔵の見性とはすなわち五遍行心所法であり、入地の菩薩と仏ならば観察することができます。開悟すれば如来蔵の働きと運行の軌跡を見ることができ、七つの識と区別することができます。一切法の運行の過程においては、八つの識が和合して一体となり、互いに区別なくこそ法の運行が完成するのであり、まさに魚目が珠に混じり、龍と蛇が入り混じっているようなもので、道眼が通明したときにこそ、魚の目と宝珠を区別し、龍と蛇を見分けることができるのです。
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