衆生无边誓願度
煩悩无尽誓願断
法門無量誓願学
仏道無上誓願成

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日常法話

2019年01月30日    水曜日     第2開示 合計1218開示

自分の福徳が具足しているかどうかを確認する方法

自らの福德が具足しているか否かを検証するには、自身の修行が順調であるか、何らかの障りがないかを見ることである。修行が自己の意思に沿って可能であるか、十分な時間と環境条件があるか。自らが成し遂げたい事柄について、主体性を持って制限されずに行えるか。戒律を守ろうとする時、円満に戒を保持できるか。精進を志す時、実際に精進できるか。禅定を修めようとする時、障縁がないか。智慧が持続して増長しているか、修している教法が自在に実践できるか。遭遇する深遠な教法に堪え忍べるか、意楽を感じ素直に随順できるかどうか。

もし菩薩の六波羅蜜の修行がすべて順調で障りがないならば、福德は基本的に十分であると言え、精力を他の不足する方面に転じ、六波羅蜜を達成に導くことができる。もし仏に対する、真実の如来蔵の法に対する、真実の僧に対する信心がまだ具足せず、内心に疑念があって確信が持てないならば、信位の菩薩の条件はまだ満たされておらず、三宝への信心を修め、信根を具足させて信力を生起させる必要がある。その後、十住位に転入し、六波羅蜜の修行を行うのである。

——生如法師の開示
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意根と意識の関係は人と顕微鏡・拡大鏡の関係の如し

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