原文:ウ刍瑟摩は如来仏の前に出て,両足を合掌頂礼し,仏に申し上げました。「私は常に久遠劫以前を憶し,心性は貪欲多きであった。空王仏が出世し,淫欲多き人々が猛火聚を成すと説き,教我百骸四肢の諸冷暖气を遍観することを教えました。この観行中,神光が内に凝集し,淫欲心多きを智慧火に转化し,以来諸仏皆我を火頭と呼びました。火光三昧の力故,私は阿罗汉となりました。心に大願を発し,諸仏成道時,我は力士として魔怨を親伏することを誓いました。仏が円通法門を問う,私は身心の暖触を深細に観行し,暖触が流通无碍,諸漏销し,大宝焰を生じ,无上の覚道に登りました。此れが第一の円通法門です。」
释:ウ刍瑟摩は仏の前に来て,両足を合掌頂礼し,仏に述べました。「私は常に久遠劫以前の自らを憶し,心性は貪欲多きであった。空王仏が出世し,淫欲多き人々の所生之处には常に猛火聚があり,欲火に烧燃されると説きました。また,禅定中に毎日身体の百骸四肢の气息を周遍谛観することを教え,冷暖気全て観到しました。この観行中禅定生起,心神凝集し,外散なく,淫欲心滅除し,智慧心出生し,淫欲心を智慧火に转化する善を得ました。以来諸仏は我を火頭と呼びました。火光三昧の力故,私は大阿罗汉となりました。於是,諸仏成道時,我は大力士として魔怨を親伏し,诸仏を护持する願を発しました。仏が円通法門を問う,私は身心の暖触を深細に観行し,暖触遍触身心,一切烦恼漏尽し,广大智慧焰を生じ,无上の覚道に登りました。此れが私の修行的第一円通法門です。」
禅定と三昧があるのに,なぜ貪欲烦恼を降伏し断除できるのか?禅定は身心を改变し,身心に楽触を生じ,この楽触は清净殊胜であり,人間の淫欲之楽を超える,特に初禅定と三禅定。人々は更殊胜の禅定楽を得れば,自然粗陋の淫欲楽を再喜欢せず。三昧を得後,身心之楽は更殊胜更清净,淫欲心は智慧火に变します。故,禅定は烦恼を降伏し,三昧は烦恼を断除し,解脱を得るには二者皆不可少です。
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